フライヤー印刷1500枚、Facebook広告およそ3000人。
同じ3000円の広告、バンドマンにとってはどちらが良いのでしょう?それぞれのメリットを挙げてみた。
□フライヤー
自分たちの活動範囲、テリトリー内での配布に限られるが、音楽の趣味に関わらず、人と人とのコミュニティの中で”手渡し”で伝える効果は大きい。また、ライブハウスやスタジオなど、そのテリトリーにいる”演者側”にもアピールできるチャンスが多いので新たなメンバーとの出会いや自主企画などへ繋がる可能性がある。また、当たり前だが、SNSなどの画像や動画では得られない”形あるもの”という実感から、アートとしての存在価値もある。
□Facebook広告
何よりも前代未聞な画期的機能は、”ターゲット”を絞れるというこれまでになかった広告の在り方。ビートルズ、ローリングストーンズなどのキーワードタグ、年齢層、男女比率を入れることで、特定の趣味を持っている人たちに集中して予算を投資できるのだ。例えば自分がポストB’z的なアーティストだったとしたら、B’zファンに向けてのみ動画をリーチしてリアクションを試せる。そしてターゲットの絞り方にもよるが、およそ3000人(印刷費の倍!)に対してアプローチできる。ライブハウス好きのリスナーに届けたい場合は、ライブハウスで人気のあるバンドをキーワードにターゲットを絞るのも一つの方法だ。
どちらが自分に適しているかは活動スタイルやアーティストカラーによるが、広告スタイルも時代の過渡期にあるようだ。